モノマネor歌のうまさは外国語習得 / 運用能力って関係あんのかな
そういえばはてなブログProの更新期限に気づかなかったために、自分のブログのパーツ達がトランスフォーメーションしてることに気がついた…
それは置いといて、今週もまたいろいろと面白かったのでちょっと記事にしないといけません。なんとなくもフォーマットを整えておけば備忘録になるかなってことで、「今週おもったこと」みたいにしておきます。テーマは「モノマネor歌のうまさは外国語習得 / 運用能力って関係あるのかどうか」でいきましょう。
歌がうまい人は外国語の習得 / 運用能力が高いのか
これブログのネタとして思いついたんですよね。
一般人にとっての歌のうまさって大きく2つあると思ってて。
一つは完コピ度合い。アーティストにかなりそっくりに歌いあげられればめっちゃうまいと感じるじゃないですか。
二つ目はメロディーを外さない度合い。いわゆる音程の正しさってやつで、ちゃんとメロディーを聞いて、それを自分の歌としてアウトプット。もとの音程との整合性が高ければ高いほどうまいって言われるじゃないですか。
つまりですね、両者に共通するのは、誰かの歌であろうと、楽器のメロディに合わせる場合でも、とにかくどれだけちゃんとマネできるのかってのが大事な気がしたんです。
歌のうまさ=(耳のよさ) × (アウトプットの正確さ)
みたいなところがあるんじゃないかなってすごくざっくり思いました。
でも、でも。外国語を運用するフェーズではこの式があまりはまらないきがしてるんですね。例えば呼吸とか、舌・口の動きとか、顔面の筋肉の動きとか、もっと言えば視線の動かし方、身振りまでも含められると思うんです。だから、歌のうまさはは必要条件にすぎず、それだけじゃ足りないかもしれない。
歌がうまいよりもモノマネ能力が肝なのかな
歌がうまい人と、例えば英語話せる人ってけっこう重複しない独立したクラスタなのかなって思ってて、僕の周りにはちゃんと検証できる仲間が少ないってかほぼいない…
めっちゃ歌うまい人いるけど、まったく外国語とかから遠い仕事してたりだとか、英語めっちゃ話す帰国子女の人、そもそも幼少期にばっちり英語身につけちゃったような感じだから判別困難。
どうなんだろう。僕の場合は英語がめっちゃ話せるわけでも歌がうまいわけでもないですし…
ただ、モノマネというか、誰かの話し方を完コピできるセンスみたいなのは語学に通じるものがあると思います。それは発話時における音声・表情・身体動作の特徴を抽出して再現するのにかなり近いから。そして実際の発話状況をそのまま再現するスキルは外国語を運用するときとかにほぼ同じ形で横展開できるんじゃないかって思うんです。
動画で「言語のモノマネ」を見てみる
さて、モノマネって観点から外国を見つめ直してみましょう。
次にあります動画は"What Languages Sound Like To Foreigners"でYoutube検索して見つけた動画です。日本語が聞こえるのは56秒からです。また終盤に東アジアの人々の発話を真似ているところもあるのでご覧ください。
次の動画も1:00から再生すると日本語が、2:00頃から中国語がマネされます。
外国人、特にヨーロッパの人が日本語っぽいマネをするとこのように発話されますが、日本語の特徴(抑揚が少なく母音を一つ一つ発音)が他言語との比較からなんとなく浮かび上がってきますね。それにしてもいくつもの言語を「それっぽく」発音するスキルには圧巻ですね。
モノマネと外国語のまとめ
話が少しずれましたが、彼女がやっているのもある種のモノマネなんですね。
やっぱりいわゆる発音のうまさって「現地の人の発音にどれだけ近いか」ってのが漠然としつつも決定的なポイントだったりしますね。つまり現地の人が話すように発音できるのか≒モノマネ能力ってところに落ち着くんじゃないでしょうか。
さて、当初の予想を修正します。
歌がうまい→外国語習得 / 運用能力が高い
モノマネがうまい→外国語習得 / 運用能力が高い
ただし、
外国語習得 / 運用能力が高い→モノマネがうまい
ってのは要検証ですね。一般にいう13歳前後までとされる、「クリティカルエイジ」(言語を自然に獲得しやすい年齢)までに外国語を習得した場合等がちょっと気になります。いつ(幼少期 / 成年後など)その外国語を習得したのかによっても変わってくると思われますので。
この予想ではあるんですけど、本当に要検証ですね。さっそく友人にお願いしてみないといけません。
ということで今日も僕はモノマネ能力を磨いて磨いて磨きまくって語学学習への投資とかえさせていただきます笑